昨今、金融所得への増税発言が政治家からよく出ている。
コロナでみんな疲弊している中、株価はあがって儲かっているのは富裕層だけ。株式投資の利益への税率が20%固定というのは税率として安すぎる!という話だ。
企業決算の知識がある程度ある人間からしたら反論があるのだが、今日の記事はそこが本題ではない。
そもそも株をやるのはお金を持っている層という変な思い込みが日本にはある気がする。株というのは最初からお金を持っている富裕層がやるもので、貧乏人には関係のない話という思い込み。株をやって失敗したら借金がたくさん残って怖いという思い込み。一番多いのは、よく分からないから近寄らないというもの。
私が思うに、株式(に限らないが)投資はこの資本主義社会において弱者が自らの自由を獲得できる数少ない武器の一つだ。
私自信も奨学金を借りて学費の安い国公立大学にやっと通って奨学金を返済しながら朝から終電まで働いていた。そこから抜け出せたのは株式投資があったからに他ならない。株式投資をやっていなければもちろんまだ奴隷のようにサラリーマンを続けざるを得なかったであろう。
資本主義というからには、当然ながら資本家(株主やオーナー)が強い。
その強者になれる手段が投資だ。中でも株式投資は少額からでも始めやすいし、やり方を間違えなければ借金を負うなどのリスクもない。
こんなにも弱者が手に入れやすい武器は他にあまり見当たらない。それなのに、家庭や学校ではほとんど株式投資について教わることはない。これは本当に謎である。
日本人の気質?政府の方針?
弱者ほど株式投資を勉強して始めるべき!
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