お金がない人というと、収入が少ない人 というのが一般的な印象だと思います。
でも私が思うに、収入が少ないことが最大の原因ではないケースが多いと思います。
大体は使いすぎるのです。
よくテレビで、お金がなくて子供の給食費にも困っている家庭のドキュメンタリーなどが流れたりしますが、そんな人達がなぜか500mlのペットボトルを飲んでいたりします。
私は年収1000万稼いでいても会社に水筒でお茶を持っていてペットボトルは買わないようにしていました。
働いていた頃、会社の同僚は「次のボーナスで○○を買う!」とか「車を買った!」とかよく話していました。私はボーナスは奨学金の返済以外は全て株式投資に突っ込んでいました。サラリーマンをやっていた16年間ずっとです。都内なので車も買おうと検討したことすらありません。
人によっては「そんなケチな生活をしていて苦痛じゃないのか!?」と思われると思いますが、本人は全く苦痛ではないのです。
お金を使うということは、その支払うお金を稼ぐだけの価値を提供する義務を負うということです。つまりお金を使えば使うほど、他人になにかを提供しなければいけません。
提供できる「なにか」は、
- お金を貸す
- お金を提供する(投資する)
- 物・サービスを提供する(事業)
- 仕事をする(労働)
大体この4つで、お金がない人は4番目の労働を提供するしか選択肢がないということになります。
お金を使えば使うだけ嫌な会社で働く時間が延びるということです。
この感覚が実感としてあるとむしろお金を使うことが苦痛になります。
つまり、労働から開放されるためには、いかに上3つの選択肢を提供することで必要なお金を稼げるようになるか?ということになります。
そして「必要なお金」が少なければ少ないほど労働は小さくなるということです。
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